侵入されやすい家って?
侵入されやすい家ってどういったものかご存知ですか?
自分の家は大丈夫という考えでは、危ない場合もあります。
防犯対策をしているつもりでも、実は侵入しやすい家になっているかもしれません。
どのような家が侵入しやすい家なのか・・・。
皆さんも知っていて損はありませんよな?
侵入されやすい家についてご紹介します。
住宅への侵入件数
侵入されやすい住宅の話を書く前に、住宅への侵入件数について書きます。
2019年自宅への親友件数は全国で約2万8,900件もありました。
その中で一戸建て住宅には約2万1,300件、共同住宅には約7,500件もの侵入がありました。
ちなみに神奈川はそのうちの約1,400件です。
2020年はコロナ化でもあり、家に人がいる時間が増えましたよね。
ですがそれでも、神奈川は744件もの住宅侵入がありました。
件数が減っているとは言え、それでもこんなにも自宅にいる時間が増えたとは言え0に近いわけではないのです。
住宅への侵入のうち、侵入手段で一番多かったのは無締まりで二番はガラス破りでした。
ちょっとゴミ出し程度だからと、鍵を閉めずに出かける人はかなり注意が必要ですよね。
やはり必ず戸締まりをすることは大切ですし、空き巣は必ず下見をしています。
どの時間に、戸締まりしないでどの程度でかけているのか。
実は空き巣に知られている可能性もあるのです。
住宅への侵入件数を見ていても、空き巣はもしかしたら身近に迫っているかもしれないと意識したほうが良いです。
侵入されやすい一戸建ての特徴
では、侵入されやすい一戸建ての特徴とはどのようなものなのか。
どのような状況や環境が空き巣にとって好まれているのか。
いくつか特徴をご紹介します。
塀や生垣の高さ
塀や生垣を使用して、周りから中が見えないようにしている一戸建ては多いと思います。
もちろんおしゃれな空間であり、外から見えないようにしたいのは分かります。
しかし逆にそれが、空き巣にとっては好都合になってしまうのです。
外から見えにくいということは、中に入ってしまえばバレにくいということにもなります。
庭の植え込みや位置に量や高さなど、配慮することで狙われにくくもなります。
ですが、塀の高さを変えると言うのはなかなか難しい問題ですよね。
そういった家こそ、防犯対策はしっかりと取る必要があるのです。
留守だと分かりやすい
仕事から家に帰るまで家を留守にするには当然のことです。
また、夜遅くに家に帰るというお仕事の方もいらっしゃることでしょう。
仕事から帰ってきたら、家の中が荒らされていたなんてことリアルにあるんですよ。
電気が長時間付いていない家というのは、誰もが空き家だと分かりますよね。
また、数日間家を空けている場合は郵便物などが溜まっているのかでも分かります。
郵便物がポストに溜まっている家は、空き巣に留守にしていると教えているようなものですよね。
郵便物は予め配達センターなどに止めておくこともできます。
そういった少しの行動が防犯に繋がるということです。
2階以上のベランダの囲いの見通し
2階以上のベランダの囲いの見通しが悪い場所も、空き巣には入られやすくなっています。
ベランダの内側に行った時に、しゃがむと侵入者に気が付きにくいですよね。
空き巣のかっこうの隠れ場所になってしまうということです。
人の目線は上に向きにくいのも事実です。
皆さんが普段歩いている際に、ずっと上を見上げて歩くことはないですよね。
2階以上のベランダを常に見ている人は、正直不審者にしか見えません(笑)
それを逆手に取り、ベランダの囲いの見通しが悪い場所も狙われやすいと言うことです。
まずは1階の見通しを良くし、2階が見通しが悪い場合は対策を取る必要がありますよね。
侵入されやすいマンションの特徴
一戸建ての侵入されやすい特徴を書きました。
続いては、マンションの侵入されやすい特徴も書きます。
マンションと言えば。管理がしっかりしているから大丈夫だと思っていませんか?
確かに、セキュリティ面でいうと一戸建てよりは元々防犯対策されている場所が多いです。
ですが、マンションであろうと空き巣が入ることもあるのです。
特徴をいくつか紹介しますのでしっかり見てくださいね。
1階・2階・最上階
1階や2階などは、皆さん侵入が容易なこともあり想像はつくと思います。
マンションの構造によっては、人通りが少なく気づかれにくい場所になっている場合もありますよね。
また5階建て以上のマンションの場合は、最上階が価格が高く設定されています。
そのため、高所得者はマンションの最上階に多く狙われやすいと言われています。
1階や2階が狙われやすいのは想像できますが、最上階が狙われやすいと知らなかった人もいることでしょう。
非常階段から一度屋上に上がりロープなどでベランダに下りる【下がり蜘蛛】という侵入方法もあります。
高層階や最上階だからと安心しないで、施錠はしっかりしておきましょう。
容易に入れる
実はマンションと言うのはオートロックがしっかりしていても、【共連れ】という方法で容易に入れます。
共有部への出入りが多い場所や、隣人の顔を知らないと鍵を開けようとしているのが隣人なのか見知らぬ人なのか・・・
正直判断しにくく、犯行を見逃しがちになってしまいます。
特に新しいマンションは、まだ顔見知りになっていないので狙われやすいとも言われています。
空き巣は住人に後ろにピタッと密着して、容易に中に入り物色をしているかもしれません。
オートロックだからといって、安心はしてはいけませんよ。
周囲の見通し
周囲の見通しが悪いマンションは、空き巣に入られやすいです。
玄関付近が外から見えにくくなっていたり、窓やベランダ側に目隠しがある場合もありますよね。
周囲の見通しが悪い構造になっている場所は、犯行が目につきにくくなっています。
つまり、空き巣に入られやすくなっているので防犯対策をしっかり行わないといけません。
空き巣に有効な防犯対策を行おう!
侵入されやすい家についてご紹介しました。
一戸建てであろうと、マンションであろうと入られやすいのはひと目がつきにくい場所ですよね。
空き巣に入られないためにも、有効な防犯対策を行うべきです。
まずは家の周辺を常にキレイにすることや、手紙を溜めないということは大前提です。
家の周辺をキレイにすることで、侵入に気がつくと思われ狙われにくくなります。
ドアや窓などは【ワンドア・ツーロック】を心がけるようにしましょう。
侵入される時間を稼げますし、時間がかかるものは空き巣は好みません。
外出時の洗濯物は、なるべく外に干さずにするのも大事です。
洗濯物が干されている時間が長かったり、雨でも取り込まれていないのが分かると空き巣に情報を提供してしまうことになります。
そして大事なのが、視覚を作らないように【防犯カメラの設置】です。
防犯カメラのある・ないで空き巣にターゲットにされる率はかなり変わります。
同時に防犯用ライトも設置することで、より空き巣に狙われる率が下がりますよ。
侵入されやすい家をご紹介しましたが、皆さんの家はどうでしょうか。
防犯対策をまだしていない人は、ぜひ我社にご相談してくださいね。